つべこべ言わずに

2002年2月12日
+薄手のTシャツに袖を通したのは約一週間前。
今朝は一歩外に踏み出した途端両手の神経が麻痺しました、寒さで。
もしかしてわたしの記憶の方が間違っているのでしょうか。
「暖かい日があった」なんていうのはわたしの脳が勝手に創り出した仮想現実に過ぎなくて、実際にはこの街はずっと氷に閉ざされていたのかもしれません。
そしてやっと氷河期が終り、まともに生きていける温度になったので眠りから覚めたのに違いありません。
先生が言ってたぞ、あんたなんかいないんだ、本当じゃないんだ。
+もう幾つ寝るとバレンタインですね。
腐女子にとってこれ程重大な時期もあるまいに、まだそれらしいことを何一つとしてやっていないのでいい加減何か仕事をした方がいいです。
つべこべ言わずにサスナれ。
+完全なカタギである一般人の鑑のような友人からメールを貰いました。
顔文字と記号の羅列と、その合間合間にぽんと放りこまれている文章の断片、むしろ単語。ぶっちゃけた話面食らいました。一瞬文字化けかとも思いましたから。
その不協和音から醸し出される異様なテンションの高さには渡米時のカルチャショックよりも大きな衝撃を受けました。
そうです。世の中のうら若き乙女たちのメールはこうで然るべきなのです。これでこそ思春期、恋愛と進路に悩む健全なる女子高生の姿です。
+早速返信しようとして、打ち出された自分の文章を見て愕然としました。テンションがあまりにも低過ぎるのです。グラフで表現するなら、底辺あたりを延々低迷した挙げ句に人知れず枠内からさえも脱落するだろう程のロウテンションです。正直な話若さの微塵も感じられません。
おまけに普段の調子で書くものだからじっとりと厭な雰囲気が漂っています。湿り気を帯びた変態性が見え隠れしていて気色悪くうざいです。
+若さの象徴のようなその友人の文章を猿真似ても見ました。かくして出来あがった文章はその向こうに血反吐が透けて見えるような痛々しい代物でした。
+もはやこの世界からは逃れられないらしいです。

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